新要素・変更点

モンスターハンターワールドの旧シリーズと比較しての新要素や変更点についてのまとめです。

新要素

導蟲(しるべむし)

ハンターは導蟲(しるべむし)と呼ばれる蟲を飼っていて、利用できるアイテムやモンスターの痕跡を教えてくれる。
痕跡を辿らせていくことで、モンスターの居場所までガイドしてくれる猟犬のような存在。
使い方はいろいろあるが、基本的なところではガイド。特定のモンスターの痕跡を多く集めていると、対象のモンスターがいる場所へと案内してくれる。

それ以外で、薬草がここにあるなど、近くにアイテムがあるときに知らせてくれる。
この要素の導入により「ペイント玉」は撤廃されている。

導蟲(しるべむし)

特殊装具

特殊装具とは、アイテムとして使用することで一時的に特殊効果を発揮するアイテム。
何度でも使用できるが、使用すると再度使用するまでに一定時間のクールダウンが必要となる。
一定時間モンスターの視界から身を隠せる「隠れ身の装衣」、一定時間のけぞり無効になり風圧無効、聴覚保護、耐震の効果を得、ダメージが減少する「不動の装衣」、モンスターに狙われやすくなる「挑発の装衣」などがある。

スリンガー

本作から追加されたハンターが左手に常時装着している簡易ボウガン。
納刀状態ではいつでも使用でき、モンスターの気を引いたりと、さまざまなシーンで利用できる。
石ころや実などを装着して発射することもでき、発射時の効果は装着する実によって異なっている。
フィールドで光っている楔虫を狙って発射することでロープを発射し引っ掛けて移動することもできる。

サークル

ハンター同士でコミュニケーションを取ったり、サークブメンバー用の集会所が使用可能になるシステムで、1プレイヤーにつき最大8つまでのサークルに掛け持ちで参加でき、サークルメンバー間で確認できるメッセージを送信可能。

変更点

フィールドとキャンプ

  • これまで別々だったそれぞれのフィールドは、別々ではなく全てつながっていて、シームレスにフィールドの間を移動することができる。
    (エリア間移動時にロードがなく各エリアがつながっていて、そのまま移動できる)
  • フィールドの広さは、旧シリーズの区分けされたフィールドをつないだ広さの2倍ほどの広さになっていて、要素として複雑に絡んでいるので全体では2.5倍ほどの広さとなっている。
    フィールドの中にそれぞれのモンスターのテリトリーとなっているエリアがあって、誘い出すといった行動をしながらモンスターと戦っていく
  • ベースキャンプは同じエリアに複数あり、大型モンスターに発見されている状態でなければマップを開くとファストトラベルでベースキャンプへは瞬時に移動可能。
    クエスト中でもベースキャンプで装備を変更することができる他、キャンプでは食事をすることも可能となっている。
    キャンプで食事ができるため、クエスト中に力尽きても再度食事することで食事の効果を発生させることができる。
  • これまでの違いとして、フィールド上に自然の罠や落石、小動物、回復効果の植物、毒をばらまく植物などの環境生物があり、それらを利用して戦うことができる。
    例えば木でせきとめられている川を、せきとめられている箇所を爆弾や敵のブレスで破壊することで水を流すことができ、利用してモンスターを崖から落とすことも可能。
    それ以外で、刺激を与えるとマヒのガスを放つカエルでモンスターをマヒさせたり、ツタでモンスターを拘束したり、蜜アリを使って回復したり、大雷光虫を使って閃光玉の効果を発生させたりと多様。
  • フィールドには時間や天候などの条件によってさまざまな環境生物が存在していて、捕獲ネットを使用して捕まえることができる。捕獲ネットで環境生物を捕まえることで精算用アイテムに変化するものがある他、自宅に設置して触れ合うことができる。

スキル

防具や、護石を装備することでスキルが発動するのは同じだが、本作でのスキルシステムはよりシンプルになっている。
旧作では防具ごとにつけられているポイントが10以上になるなど、ポイント一定以上になると特定のスキルが発動する仕組みになっていたが、本作では防具や護石についているポイントが1つでもつくとその時点でスキルが発動するようになっていて、ポイントが1増えるごとにスキルレベルが上って効果が強化されるようになっている。
スキルの最大レベルはスキルによって異なっていて、例えば攻撃と防御のスキルはレベル7まであったりと段階が多くなっている。

装備

  • 本作では剣士・ガンナーは使用している武器の種類に関わらず防具が装備できる。
    これまでは特定のシリーズの防具で剣士用防具とガンナー用防具が2種類あったが、1種類に統一された。
    ただし、同じ防具でも近接武器を装備中は物理ダメージを軽減するボーナスが発生し、遠距離用武器を装備中は、属性ダメージを軽減するボーナスが発生するシステムになっている。
  • 頭防具は設定で非表示にすることができる
  • 特定の防具セットは、規定の数そのシリーズの防具装備をすることで「シリーズスキル」と呼ばれる強力なスキルが発動する。シリーズスキルを発動させるのに、必ずしも一式全て揃える必要があるわけではない。

拠点

加工屋

  • 武器の強化時に、武器の派生図が画面に表示されるようになった。何段階か先の強化まで図で俯瞰的に見ることができる。
  • 一部の武器については強化した武器の巻き戻しが可能になった。巻き戻しをすることで強化前の段階に戻り、強化に使用した素材は返還される。
  • ウィッシュリスト機能が追加された。素材を所持していないので作れない武器防具をウィッシュリストに追加することで、素材を入手して作成可能になったときに通知が表示される。

クエスト

  • ロビーでクエストを受注してフィールドへ出ていき、モンスターを狩猟したりクエストを達成して報酬の素材を入手し、何か作るというサイクルは従来のモンスターハンターシリーズと同じ。
  • マルチプレイもこれまでのシリーズと同様に可能だが、変更点として、誰かが先に行っているクエストに途中参加が可能となっている他、クエスト中に信号弾を発射して救難信号を出すことで、信号を出した人のクエストがボードに貼られ、クエスト途中から他の参加者が参加可能となっている。
    なお、信号弾による救難信号は、同じロビーにいないプレイヤーの途中参加が可能になるというもので、同じロビーにいるプレイヤーは、クエスト中にプレイヤーが救難信号を発射しなくても自由にクエストへの途中参加が可能となっている。
  • 本作のクエストでは村、集会所といった区切りはない。ソロでプレイ中に他のプレイヤーと協力プレイをしたくなったら救難信号を上げることで他のプレイヤーに協力を要請することでマルチプレイに変更できる。
  • 本作ではクエストの種類が「任務クエスト」「フリークエスト」「イベントクエスト」「調査クエスト」の4種類となっていて、従来のキークエストが「任務クエスト」に該当して、ストーリーを進めるために必要となるクエストが分かりやすくなっている。調査クエストは、クエストや探索中に特定の条件を達成すると発生するクエストで、クエストを受注できる回数が制限されている代わりに、クリア時に得られる報酬に特別報酬枠が設定されて豪華になっている。

アイテム

  • 設定をしておくと、クエスト中にアイテムをフィールド上で入手時に自動的に調合してくれる。
    例えば薬草を取得時に自動で回復薬にしてくれたり、ハチミツ取得時に回復薬グレートにしてくれる。
    設定によって従来通りの調合方法も可能。
  • あらかじめ8種類のアイテムをショートカットに登録しておくことができる。登録しておいたアイテムはL1+右スティックの組み合わせで素早く実行できる。
    このショートカットにはアイテムだけでなくスタンプや定型文も登録ができる他、8種類のセットを4セットの合計で32種類登録しておくことができ、L1+方向キーでショートカットから呼び出せるアイテムセットを切り替えることができる。

アクション

  • 現地で何かを調達しながら進めていくことをコンセプトの1つとしている。
    そのため、アクションの途切れをなくすということを重要視して作っていて、例えば回復ひとつとっても、止まらずに隙を見ながらシームレスに行えるようになっている。
    回復だけでなく肉も移動しながら食べることができる他、採取行動も移動しながらでき、走り回りながらでもアイテムを収集できる。(一部の採取行動で、例えば採掘はピッケルで掘るモーションが入る)
  • ハンターの左腕には「スリンガー」と呼ばれる小さな弓がついていて、飛び道具系のアイテムを飛ばす。
    基本的にフィールドで採集したものをそのまま使用し、例えばヒカリゴケを採集して飛ばすと暗いところが明るくなったりする。
    フックできる場所があればロープを使用してロープジャンプすることが可能。
    吹っ飛ばされたときに状況が合致していれば自動で使用する場合がある。
    特にロープを使用した特殊なワイヤーアクションがあるわけではない。
  • マップがより広大になったため、モンスター未発見時ではダッシュ中にスタミナを消費しにくくなった。
  • 高低差のある段差に加え、滑る坂道が追加されていて、坂道を滑り中でのみしか使用できない固有アクションが武器ごとに追加されている。
  • 卵を運搬中に回避行動を行っても卵を落とさないようになった。

オンライン

マッチング

ワールドワイドでのマッチングが可能。
言語を日本語を設定することで、日本語圏のプレイヤーのみを対象としたマッチングも可能。

集会部屋

本作の集会所の部屋は「星の船」と呼ばれる施設となっていて、これまでは4人だったが最大で16人までのプレイヤーと交流することができる。

モンスターとの戦闘

ダメージの数値表示

モンスターへのダメージが数値で表示されるようになった。
ダメージが表示される色は弱点に近い部位の場合は赤系の色で表示され、通りにくい部位の場合は白系の色で数値が表示される。
また、ダメージの表示は設定で有り/無しを変更することが可能なので、表示したくない場合は設定で変更できる。
※ メニュー→システム→オプション→GAMESETTING→ダメージ表示の有無で変更できる。

モンスターにスタミナがあるのはこれまでと同じで、モンスターが弱ったりスタミナが減少した場合に挙動が変化するのも同様。

乗り攻防

ジャンプ攻撃から乗り攻防に持ち込め、乗り攻防に勝利するとダウンを奪えるのはMH4シリーズからのシステムと同様。
本作では乗り攻防時にモンスターがさらにいろいろな動きをして抵抗するようになっている他、乗り中にモンスターの上を移動したり、チャンスになると乗り状態専用の、武器ごとの特殊攻撃が使用可能になっている。

自動納刀

設定で「自動納刀」を設定できるようになった。
自動納刀は、オプション→CONTROLSメニューからON/OFFを設定することができる。
自動納刀をONにしていると、抜刀時に走ろうとすると自動的に納刀される。

モンスター同士の戦い

エリアのモンスターにはそれぞれ関係性があり、自分の縄張りとなっているエリアに敵対するモンスターが出現すると戦闘を開始することがある。
この性質を利用することで、モンスターを敵対するモンスターのいエリアに誘い出して戦闘させることでモンスターにダメージを与えたり、ダウンさせて攻撃するチャンスを作り出したり活用できる。
モンスターの力関係性にも上下関係があり、弱いモンスターは少し戦うと別のエリアに逃げたりする。

武器の斬れ味ゲージがより分かりやすく

本作でも、近接武器には斬れ味があり、攻撃していくことで斬れ味が減っていき、砥石で斬れ味を回復させることで攻撃力が回復するのは同様だが、斬れ味の状況が色に加えてゲージで示されるようになり、どのくらい斬れ味を消耗しているかがより分かりやすくなっている。

キャラクターメイキング

これまでの可能だったキャラクターメイクは本作でも健在だが、各パーツがより細かくリアルで種類も豊富になり、より自分好みのキャラクターを作成することができるようになっている。

廃止された要素

ギルドスタイル・狩技

MHXシリーズで追加されたギルドスタイルと狩技は本作では採用されていない。
武器種類ごとに新しいアクションは追加されている。

ペイントボール

ペイントボールのシステムは導蟲のシステムの導入により廃止された。

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